結婚詐欺師、いや、詐欺師全般に言える事だが、貸したお金を返してくれと頼んでも、
「いや、仕事が大変で手持ちがない」
「親が入院してると言っただろ」
など、ほとんどのケースが交わされてしまう事が多い。
いざ資産を押さえようとしても、口座にお金がなかったり、持ち家でなかったりするため、資産の差し押さえができない事が多いのだ。
その一方、お金がないと言っている連中に限って、余裕のある生活をしている事が多い。
そしたら、どのようにすれば返してもらえるのか?
その証拠を押さえるのだ。
過去には、お金がないと言いつつも、パチンコ三昧の日々だったり、飲み屋の姉ちゃんの店に足しげく通ったりしている詐欺師の証拠を掴んだ事例などがある。
このように、詐欺師が言っている事と実際の行動の矛盾点を立証し、交渉の武器として用いると、相手はそれまで流暢だった口も、言葉に詰まってしまい認めざるを得ない状況に陥る。
証拠は本当に強い。
1枚の写真で状況が大きく有利に展開する。
詐欺師がため込んでいるお金を使い込む前に、先手を打つのが勝利の鍵である。