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探偵と夏の終わり

眩しい太陽、白い雲。
きらめく海、打ち寄せる波。
夜空の花火、祭りと屋台の賑わい。

そんな夏真っ盛りな季節も、8月下旬に入り、暑い夏もようやく終わりを迎えようとしている。
10年、20年前は、この夏の終わりという季節は、どこか切なくて、寂しい気持ちがあったりもした。

んがっ!!

最近の夏は、どーなってんだよぉ!!(泣)

9月に入っても日中は猛暑だ。
アイドリングをしていると目立ってしまう住宅街での車内での張り込みは、まさにサウナ地獄だ。

「これは、デトックス効果だ!美肌効果だ!」
(美肌は要らないけど)

何度も自分に言い聞かせる。

しかし、そんな猛暑な9月の初めも、夜は一転して冷え込む。

やや肌寒い風が、疲れた心にささやき掛ける。

「今日も一日、お疲れさま」

この感じ、悪くないな…。

家に帰って飲む一杯の梅酒が、僕の心に染み渡る。

さぁ、明日もまた、証拠取りに全力で挑んでいこう!

浮気の慰謝料と精神的苦痛の度合い

これまで、浮気と慰謝料についてのお話をしてきました。
まとめると「浮気をされた事による精神的苦痛の度合い」、これにより慰謝料が決定されます。

そこにはこれまで述べてきた様々な要素が複雑に絡んできます。
より多くの慰謝料を手にするには、浮気の証拠と合わせて、精神的苦痛を受けた事を証明する必要があるのです。
例えば、心療内科の診断書や、食事がのどを通らない、睡眠を十分に取れない、仕事が手につかないなどを、日々の日記に記しておけば、
それは重要な資料の1つとなります。

パソコンやスマホなどの日記、メモアプリを使うより、手書きの日記を僕はおススメします。
直筆で綴られたノートは、裁判官が見ても印象が違うからです。

【浮気の証拠】
・ホテルや自宅の出入り複数回の出入り
・カーセックスの状況証拠

【浮気の準証拠】※これだけでは証拠にならない
・異性との食事、デート
・手を繋ぐ、ハグ、キスなどの写真
・異性からのプレゼントや手紙
・ホテルのカード、食事やショッピングのレシート
・メール、ラインのやり取り
・カーナビの走行履歴

【強さを持つ参考資料】
・帰宅時間のメモ
・日々の日記
・心療内科の診断書
・パートナーとの会話の録音データ

以前の記事でも述べた通り、浮気相手や夫婦関係の状況にもよりますが、平均的な慰謝料の額は、一般的には100万円~400万円の範囲です。

その金額を少しでも引き上げる事ができるよう、上記の証拠や資料集めを意識してみてください。

浮気の慰謝料と相手の謝罪や反省

浮気の慰謝料請求に当たって、その金額は相手の謝罪や反省の気持ちによっても影響します。

素直に非を認めて、反省の色が見えると、慰謝料の金額は減額される傾向にあります。
逆に、嘘を重ねて浮気を認めなかったり、謝罪や反省の気持ちが見えなければ、
悪意があると見なされ、裁判官の心象も悪くなるため、当然金額は上がります。
刑事裁判で言うところの情状酌量のような事でしょうか。

いずれにしても、証拠写真があり、浮気をしていたということを立証でき得る状況でなければいけません。

協議であっても、法廷の場であっても、同じなのですね。
裁判官であれ、依頼者様であれ、人は許す心を持っており、相手の謝罪と誠意が伝われば、怒りや憎しみの気持ちが減少するのだと思います。