結婚詐欺師に注意!信じる者は騙される!?
「まさか、自分のパートナーが・・・」
その「まさか」の事態は誰にでも降り掛かる可能性があります。
注意しなければならないのは、結婚を匂わせる発言を口にするが、なかなか踏み切らなかったり、お金を貸してくれと頼み込まれたりした場合です。
ターゲットとなりやすいのは、30代〜40代のいわゆる「アラサー」「アラフォー」と呼ばれる独身の男女です。
詐欺師は結婚を意識した相手の気持ちを利用して、恋愛感情に揺さぶりを仕掛けてきます。
巧妙な詐欺師は
お金を貸してほしいと自分から口にしないのです。
お金に困っている雰囲気を出し、交際相手から[貸してあげようか」と言わせるのです。
最初は少額から、徐々に金額が増えていくのも特徴です。
そして、時には借りている一部を返す事もあり、これが相手を信用してしまう盲点なのです。
これは結婚詐欺師の典型的な手口です。
長い月日を掛けて信用を築き上げ、気が付いたら何百万円も貸してしまっていた。
そして、おかしいなと思い始めた頃に、またお金が尽きた頃に相手は姿を消してしまうのです。
そうなる前に、早めにご相談ください。
決して相手に問い詰めてはいけません。
無理な問い詰めは相手の警戒心を高めてしまいます。
特にお金に関しては、「結婚するのだから二人共有のもの」と錯覚してしまう傾向がありますが、籍を入れるまでは、先の事というのはわからないものです。
法的用語では、「詐欺」とは嘘をついて相手から金品や財産を騙し取る事を指しますが、広義では金品が絡まなくとも、立派な詐欺と言えるかもしれません。
結婚を約束して付き合っていた彼が実は既婚者だったという例は、まさに結婚詐欺そのものです。
□出会って間もないのに、お金をの話をしてきた。
□今日、明日など、緊急でお金が必要な事を口にする。
□今、お金を貸している。
□交際相手の住所を知らない。(または聞いているだけ)
□交際相手の勤務先を知らない。(または聞いているだけ)
□結婚の話が出ているのに、色々な理由を付けられ、相手の親に合わせてもらえない。
□交際相手との出会いがキャバクラやクラブ、風俗などホステスや風俗嬢だった。
また、下記のようなことを言われたりしてませんか?
□「結婚」をほのめかせて、「将来二人のお金」と言われた。
□親や身内が病気で入院した。
□会社を立ち上げるから初期費用を貸してほしい。
□マンション・不動産購入など、投資話を持ちかけられた。
□事業や株に失敗して、多額の借金を抱えた。
□会社のお金を使い込んでしまい、早急にお金が必要。
□友人の保証人になったが逃げられ、債務が回ってきた。
上記も典型的な結婚詐欺の手口です。
これらのような理由でお金を貸してほしいと求めて来る相手は、
結婚詐欺の可能性があります。
その手口の特徴として、「
緊急でお金が必要だ」「
近いうちに大きなお金が入るからすぐ返す」などと
急かしたり、見せ金を作る事が挙げられます。
また、交際相手が夜の仕事(キャバクラ、ホステス、風俗嬢、ホストなど)をしているケースも多く、最近では日本国籍を取得する目的で異性に近づき、さらに財産を根こそぎ奪った後、離婚したり、姿を消す国際結婚詐欺・国際ロマンス詐欺なども増えてきています。
結婚詐欺に関しては、感情やパートナーを信じたい気持ちが先行してしまいますので、真実が見えなくなってしまいがちです。
騙されていたと気が付いた時には、すでに手遅れで、自分一人ではどうする事もできなくなってしまうのです。